春日井店スタッフブログ
事件のトリックを見破る
お久しぶりです。
気温も上がり、車内でエアコンが必須になってきましたね。
僕たちの不動産仲介のお仕事は、基本は車で移動している時間が長く、トイレに困ります。
毎回コンビニに寄って、そこまで必要ではないお菓子や飲み物を買わざるを得なくなります。
先日、いつものように寄ったコンビニで事件は起きました。
車を降りて入口に目をやると、黒いかばんを持った薄着の高齢のおばあさんが非常にゆっくりと入店していました。
さらに後方から同じくらいの年齢のピンクのワンピースで杖をついた高齢のおばあさんが追いかけていました。
僕が入店する際に、ドアを開けてピンクのワンピースのおばあさんを入店させました。
ピンクのおばあさんはかわいい笑顔で「ありがとう」と言ってくれました。
僕はすぐにトイレに入り、用を済ませ、店内に戻ると大きな声が響き渡っていました。
「あんた、かばんどこやったのー!」とピンクのおばあさんが怒鳴っていました。
そして、薄着のおばあさんも「私のカバンがない!!どこやったんか!?」
腰の曲がったお互いが向き合いながら、言い合っています。顔だけはかなりの至近距離です。
トイレから出たての僕は、心配になり二人のそばに近寄ったその時、僕は状況が起きたトリックに気付いてしまったのです。
その後の会話↓
薄着のおばあさん「さっきまでもってたんやけどなー」
ピンクのおばあさん「しっかりしないとー、あんたカバンなかったら大変だよー」
薄着のおばあさん「わしのカバンどこいってしまったかー?」※自分のことを「わし」というタイプのおばあちゃんです。
・・・どう見ても薄着のおばあさんが入店する際に持っていた黒いかばんを、ピンクのおばあさんが持っています。二人とも焦っているせいか、腰が曲がっているせいか、自分やお互いの手元まで目がいきません。
僕は、ピンクのおばあさんに「おばあちゃん、このかばんは?」と伝えると、恥ずかしそうにしながらも、大笑いしながら、「さっき私が持ってあげたの忘れてた(笑)」
薄着のおばあさん「さっきわしが、あんたに渡したね(笑)」と大笑いしていました。
自らの親切がカバン紛失事件へと発展してしまったかわいいおばあちゃん達。
ほっこりさせて頂きました。
でわWWW